スポーツの試合において、多くの場合は勝つことが目標となります。試合に勝つために、試合のペースを自分が支配をするような流れを作っていきます。そのためには、体の備えている力を最大限に引き出す、つまり運動のパフォーマンスを上げることが求められるのです。
それではどのような事に取り組めば、運動のパフォーマンスを上げられるのでしょうか。この記事では、運動のパフォーマンスを上げたい人がとるべき方法を詳しくご紹介します。
運動のパフォーマンスを上げたい人が知るべき方法
スポーツの試合で勝つためには、トレーニングの段階でそれを積み重ねる必要がありますし、トレーニングを行う人はどうすれば運動のパフォーマンスを上げられるのかを意識します。それは同時に運動の内容の向上をもたらすのと同時に、それに取り組む上でのメンタル面での充足をももたらします。
ここでは、運動のパフォーマンスを上げる方法について詳しく解説していきます。
筋トレ
運動といえばまず思いつくのが筋トレです。それは、筋肉を鍛える事そのものが運動のパフォーマンスを上げることに直結するからです。
筋トレにより得られる効果は、力（パワー）と瞬発力やスピードとがあります。重いものを持つことのできない重量挙げの選手も、瞬発力もスピードも鍛えていないスプリンターもいないのです。それぞれの運動の種類により、鍛えるべき点やトレーニングの方法は異なりますが、いずれにせよ筋肉を鍛えて、他の人を超えた方がより良いパフォーマンスを発揮できます。
一般に筋力から生み出されるパワーは「力×スピード」だといわれます。そのため筋トレの方法を間違えると、トータルとしてのパワーはそこまで上がらない、場合によっては下がるということにもなりかねません。たとえば力が2倍になっても、スピードが４分の１に落ちたなら、全体的なパワーは２×（1／4）で1／2に減ってしまうのです。偏りのない、計画的な筋トレをすることが求められます。
脱力
もちろん運動のパフォーマンスを上げたいという人が、筋トレばかりやっていればいいかというとそうではありません。トレーニングをしっかりやっていても、体に不要な力が入っているようでは、ぎこちないプレーしかできません。
球技でのフットワークやボールを捌く動き、ラケットを絶妙な加減でボールにヒットさせる動き、格闘技の構えの姿勢、はたまた歌を歌う人が肩幅だけ足を広げて立って、演劇を行う人が体のどこにも力を入れずに立っていられる訓練をするなど、パフォーマンスを行うには脱力をして発揮できるというのはどの世界でもいえることなのです。日常生活にも「肩の力を抜く」という言葉がある通りです。
備えもった体の能力を発揮するには、不要な力が入っていてはならないです。適度な脱力が必要です。運動のパフォーマンスを上げるには、その「脱力」をコントロールする能力も必要です。
メンタル
試合をいい流れに持っていくには、メンタル面も重要です。試合において心理面・精神面で必要なことは、集中力をもってプレーする、感情のコントロールや適切な処理ができる、自信をもってプレーするなどでしょう。得てして流れに乗ったプレイヤーはのびのびと自信たっぷりですし、押されているプレイヤーは守りに入り、動きもぎこちなかったり小さくなったりしがちでしょう。そのため、戦況によらず、ベストな状態でプレーするためのメンタルは必要なのです。
具体的な方法として、自分がいいプレーをしている状態や試合に勝った時の事をイメージするという方法を多くの人が実践しているようです。
休憩
終始トレーニングばかりでは効率の良いエクササイズはできません。そこにはメリハリが大切です。適度な休憩が、体には良いとされています。休憩をする間に、疲労した体が回復し、筋力などが以前よりも増強するのです。
また、休憩は短すぎても長すぎても良くないので、トレーニングを積み重ねながら、自分にピッタリ合った時間や方法を探るのがいいでしょう。
リカバリー
リカバリーというのは、運動後の身体修復のことです。運動をすれば、筋肉などのダメージを受けるので、それをできるだけ早く回復する必要があります。
その方法としてマッサージや鍼灸、低周波治療、ストレッチなどがあります。最近はリカバリーの重要性に注目をしている人が増えてきました。特に自分だけでできる低周波治療の需要は高まっています。こちらも、運動の内容や体の部位により方法や程度が多少異なります。
運動のパフォーマンスを上げたい人がするべきストレッチ
運動をする上でストレッチは非常に重要です。そしてストレッチは運動前にでも後にでも有効です。ストレッチ法には「動的ストレッチ」と「静的ストレッチ」とがあります。
ウォーミングアップに有効な動的ストレッチ
動的ストレッチは、大きな動きをしながら筋肉を活性化させ、同時に関節がなめらかに動くようにするのを目的としますので、運動前のウォーミングアップで行います。それにより運動中における怪我を防ぐという狙いもあります。
運動後のクールダウンに有効な静的ストレッチ
静的ストレッチは、同じ姿勢を保ちながら、筋肉をゆっくり伸ばす方法で、運動後のクールダウンの時に行う事が多くなっています。この方法で筋肉の緊張を和らげ、血行も良くすることで疲労回復とリラックス効果を引き出します。
睡眠との関係
体の回復には睡眠が不可欠です。睡眠が果たす役割には「体の疲労回復」「体の組織の修復と再生」があります。したがって質の良い睡眠は、運動のパフォーマンスをさらに上昇する事をもたらします。プロ級の選手は睡眠をしっかりと取っているという事も知られています。
まとめ
運動のパフォーマンスを上げたいならば、運動そのものも大切でしょうが、その前の準備から終わった後のフォローまで一連の取り組みでも決まってきます。とくに運動後の体のフォローは、体を整え強化するために必要です。
「整体ストレッチサロンArtBody」では、整体ストレッチをはじめとして、運動のパフォーマンスを上げたい方のお手伝いをいたします。運動のパフォーマンスを上げたいと考えている方は、どうぞお気軽にお越しください。
